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佐渡市相川地区の秘境、二ツ岩大明神!
こんにちは、信栄バスの駒形です。
新潟県佐渡市は小春日和が続いております。
桜はすでに散って、山の広葉樹の葉が芽吹き始めました。
さて、日本三大○○の一つをご紹介したいと思います。
《日本三大たぬき》の【佐渡の団三郎たぬき】です。
この団三郎たぬき🐈は、よく民話に出てくるような、人を化かして悪さし、最終的にこらしめられるようなタヌキではありません。
もちろん悪さもするのですが、お金に困ったひとがいればお金を貸していたそうです。
しかもなんとそのお金は、人間に化け佐渡金山で働いて稼いでいたんだとか、、、
なんとも男気溢れるタヌキです。
佐渡には熊、鹿、猪、狐、猿などがいないせいか、タヌキ(佐渡ではムジナ)にまつわる言い伝えが沢山あります。と同時に、タヌキを祀った祠が佐渡の各地にあるのですが、そのタヌキ神たちの頂点に立つ大親分がこの団三郎🐈なんだそうです。
佐渡の団三郎🐈はアニメ《平成狸合戦ぽんぽこ》にも名前だけ出てきます。
そんな団三郎🐈を祀ってある二ツ岩大明神がこちら↓

これが《二ツ岩大明神》の入り口の鳥居です。
タヌキ神を祀った神社、実に立派です。佐渡の人にとってはタヌキとは、特別な生き物であったことが分かります。

奥へドンドン進みます(; ・`д・´)

ドンドン進みます(; ・`д・´)
写真では分かりませんが、鳥居と鳥居の間にも昔、隙間なく立っていたであろう朽ちた鳥居の柱梁が倒れております。
昔は、京都市《伏見稲荷大社》の千本鳥居のように立ち並んでいたのでしょうか、、、

まだまだ参道は続きます(*´Д`)
ウィキペディアで調べると、
鳥居(とりい)とは、神社などにおいて神域と人間が住む俗界を区画するもの(結界)であり、神域への入口を示すもの。一種の「門」である。となっております。
私一人で参拝に行ったのですが、奥に進むにつれ背筋がゾクゾクッとするものがあり、何度も後ろを振り返ってしまいました(-_-;)
まるで《千と千尋の神隠し》オープニングのトンネルを通るときのようなゾクゾクッです。

入り口から80mくらいは歩きましたでしょうか(;'∀')
ここからいざ本殿へ、という雰囲気となってきました。
椿が落ちています。緑と赤のコントラストが綺麗です。
ここに《手水(ちょうず)》があります。

ここから下り道。右手は崖です。

この先に本殿があります。
現在、老朽化により屋根が崩れ、仮設の屋根囲いがしてありますが、
中に入り、二ツ岩を拝ませていただくことはできます。
詳細は、ここでは割愛させていただきます。
ご自身の目でご覧になってみてくださいね。

運がよければ、団三郎🐈の末裔にヒョッコリ会えるかもしれませんね。
佐渡の愛すべきムジナ神・団三郎🐈
ぜひ皆さんも、佐渡の秘境《二ツ岩大明神》に足を運んでみてはいかがでしょうか?